【代表直筆】退職を考えてこのブログに出会ったあなたへ
- 謙信 河村
- 5月21日
- 読了時間: 5分
― 弊社と出会った全ての心の不調に寄り添いたい ―
はじめまして。株式会社founceの代表を務めております、河村謙信と申します。
現在、私は二児の父でもあります。家庭では子どもたちの笑顔に元気をもらいながら、日々退職前アドバイザーという仕事に誇りと使命を感じて取り組んでいます。
私たちは、これまでに2500名を超える方々の精神的な不調に寄り添いながら、制度利用のサポートを行ってきました。パワーハラスメント、モラルハラスメント、職場での人間関係の悪化や不当な扱い。時には会社内での暴力。そういった苦しみによって心を病んでしまった方々が、自分自身を責めることなく、少しでも安心して人生を立て直せるように。傷病手当や就職困難者としての失業手当の制度活用を通じて、一人ひとりの人生に伴走する支援をしています。
―私自身も「心が壊れた」経験があります―
実は私自身も、過去に深く心を病んだことがあります。当時私は、社員から会社のお金を盗まれるという大きな裏切りにあいました。信じていた人に裏切られた失望、会社経営者としての責任、自責の念。眠れない日々が続き、胸が常にざわついて、食事も喉を通らず、頭が真っ白になる感覚を何度も味わいました。「壊れる」というのはこういうことか、とそのとき初めて実感しました。でも、その経験があったからこそ、心が壊れる人の痛みを想像でなく“体験”として理解することができるようになったのだと思っています。
私は「代表取締役」という立場だったため、原則として傷病手当や失業手当を受けられませんでした。(※現在は代表職を降りた方、休職・離職した方が対象になり得る場合もあります)しかし、そのときに私は社会保険制度や雇用保険制度について深く調べるようになりました。すると、思ったのです。
「え、これ、受け取れるはずの人が“知らないだけ”で損してるじゃん…」
そして同時に、怒りのようなものが込み上げました。なぜ、誰もちゃんと教えてくれないのか?なぜ、必要な人にこの制度の情報が届いていないのか?なぜ学校でも会社でも新聞でもテレビでも発信がないのか?
なぜ、心を壊すほど追い詰められた人が「無収入」のまま耐えなければならないのか?
そう思ったとき、私の中に一つの使命が芽生えました。「本当に苦しんでいる人に、日本の社会保障制度という“灯り”を届けたい」これが、今の事業の原点です。
月6000件以上の問い合わせが生む“共感”という力
現在、私たちfounceには、月間6000件以上の問い合わせが寄せられています。そのひとつひとつには、苦しみ、迷い、怒り、絶望、そしてわずかな希望が込められています。
✔「職場で毎日怒鳴られて、電車に乗ることすらできなくなった」 ✔「適応障害と診断されて休職中。でもお金のことが不安で眠れない」 ✔「うつ病で退職。でも働けない間の生活費がない…どうすればいいの?」
…こうした声が、毎日、届いています。私たちは、それらすべてに目を通し、丁寧にひとつひとつ返信しています。返信が遅くなってしまうこともありますが、それでも「あなたは一人じゃない」と伝えるために、誠実に向き合っています。
そして、15名を超えるアドバイザーと共に、月700件以上行っている個別面談の中では、誰にも言えなかった心の叫びを、はじめて打ち明けてくださる方もいらっしゃいます。涙ながらに相談をしてくださる方や、安心して食事が喉を通るようになる方など。
私たちがこの仕事を続けられている理由は、そういった**「人の声」と向き合い、共感し、励まし合える場所がある**からだと思っています。
“ありがとう”が、私たちのエネルギーです
私たちの支援は、単なる書類作成や申請手続きのサポートではありません。その人の人生を、少しでも前向きにするための伴走です。ある日、申請サポートを終えたお客様から、こんな言葉をいただきました。
「お金のことだけじゃなく、心まで支えてくれてありがとうございました。あなたがいたから、死なずに済みました」
この言葉を見た瞬間、私は静かに涙を流しました。私たちが行っている支援は、制度のサポートを超えて、「生きる力」にもなりうる。そう実感したからです。
また別の方からは、こんなメッセージをいただきました。
「毎日LINEでのやりとりに救われていました。声をかけてもらえるだけで、孤独じゃないと感じられたんです」
こういった**“温かいコメント”が、私たちの原動力であり、希望**です。制度や法律、手続きは、ただの仕組みです。でも、それをどう扱い、どんな想いで届けるかで、人の人生を変えることができるのです。
最後に ―「誰にも頼れない」と感じているあなたへ
この記事をここまで読んでくださったあなたは、今、何かしらの苦しみを抱えているのかもしれません。心が折れそうになっているのかもしれません。あるいは、過去の私のように、自分を責めているのかもしれません。でも、どうか覚えておいてください。あなたが悪いのではありません。あなたは、もう十分頑張ってきたのです。弊社が紹介する制度は、国が用意した「あなたを守るための手段」です。でも、制度は自動的に手を差し伸べてくれるわけではありません。その「架け橋」になるのが、私たちの役目です。
一緒に制度を使って、心と暮らしを立て直していきましょう。LINEやメール、どんな形でも構いません。まずは、あなたの気持ちを聞かせてください。
私たちは、ここにいます。
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